JBPA技術情報

bioPU ― バイオポリウレタン

三井化学株式会社
林 修巳

1. ポリウレタン

ポリウレタンは、イソシアネート基(-NCO)と水酸基(-OH)との反応によって得られるウレタン結合(-NHCOO-)をもつプラスチックです。一般的な概念を図1に示します。広義では分子中にイソシアネート基をもつイソシアネート化合物と活性水素化合物(-OH、-SH、-NH2などの官能基を分子内に有する化合物)、およびイソシアネート基同士の反応(イソシアヌレート反応)によって得られるプラスチックも含みます。

図1_ポリウレタンの一般的な概念

日本工業規格のプラスチックの略号はPURです。

イソシアネート化合物と活性水素化合物の選択により様々な特性をもつポリウレタンを得ることができます。ポリウレタンの代表的な長所、短所は図‐2のとおりです。

図2_ポリウレタンの代表的な長所・短所

また水とイソシアネート化合物との反応で発生する二酸化炭素およびウレタン結合生成の反応熱による低沸点発泡剤の気化を利用したフォーム化により、いろいろな密度のポリウレタンフォームを得ることもできます。

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